磯野菊は、沖縄~奄美諸島に原生する野菊の一種。
花じたいは小さめで、葉っぱや茎の間から顔を出して咲いている、白から薄紫色のあまり目立たない花です。
断崖絶壁や、風のとても強い過酷な場所に、びっしりと密生して咲いている花で、春から秋までほぼ一年を通して咲いていると言われています。
小さいけれども大地にしっかりと根を張り、咲き続ける様子からもわかるように、磯野菊のエネルギーは、『グラウンディング』がテーマ。
このエッセンスを飲むと、気持ちが穏やかになり、心が安定して、ものごとを現実的に対処していく能力がアップします。
また、緊張したり不安を感じている時、焦りや心配などで落ち着かない時など、地に足のついた感覚を呼び戻し、今必要なものにフォーカスすることができるようになります。
心身のパワーアップにもお勧めです。
植物ノート Materia Medica
日本原生でたくさんの種類がある菊の花。
その中でも、海岸近くに咲く薄紫色の小さい花が磯野菊です。
- 学名
- Aster asa-grayi
- 別名
- 磯野菊
- 科・属名
- キク科シオン属
- 原産地
- 奄美大島から沖縄本島
- 分類
- 多年草
- 花期
- 周年
- 花言葉
- 障害
イソノギクは奄美大島、沖永良部島、沖縄本島に分布する多年草。
茎先に1輪ないし数輪の花(頭花)がつきます。花径は3センチくらいです。
舌状花の色は、白ないし淡い紫色です。
根際から生える葉はさじ形でロゼット状となります。地面に群がって張り付いています。
茎につく葉はへら形で、互い違いに生えています。
葉の質はやや多肉質。葉の長さは数cmで縁には毛があります。
茎はよく枝分かれをし、斜上するか地を這う感じで海岸の強い風に耐えて自生しています。