フラワーエッセンス 奄美の四季シリーズ

奄美の四季シリーズは、奄美大島の大自然が生んだ湧き水と、そこに自生する美しく力強い植物たちのエネルギーをそのまま写し取った、世界でここにしかないフラワーエッセンスです。

ひと月ごとに移り変わる景色とともに、その季節に咲く色とりどりの花々。
12ヶ月で12種類の植物のエネルギーを、花の性質をみながら太陽や月のパワーによって閉じ込めました。

日本人の繊細な心や感情に無条件で癒しを与えるのは、日本の土地や水に脈々と受け継がれるDNA。
その素晴らしい自然からの恵みをぜひ感じてください。

日本の植物でオリジナルのフラワーエッセンスをつくりたい!

2011年6月、スタッフと奄美大島に渡り、はじめてのシャンドゥルールオリジナルフラワーエッセンスづくりを行いました。 これは会社を立ち上げた頃からの私の夢であり、その一歩を踏み出せたことを、本当に嬉しく思っています。

この旅でのさまざまな出来事は、1つ1つが私たちにとって大変貴重で素晴らしい体験となりました。 そしてそこから生まれたフラワーエッセンスは、その後、半年間にわたり、たくさんの方にお飲みいただいて、その確かな力を確認することができました。地球が育んだ自然の力の結晶は、本当に素晴らしいものです。

フラワーエッセンスは、太陽と水によって植物が持つエネルギーを最大限に引き出したものです。
そしてそこにはその植物が根付く場所のエネルギーというのも大変大きな影響を与えると思っています。 そのため、汚れていない環境であるのはもちろんのこと、その土地に自然に自生している植物というのが最もパワフルであると考えています。 また、水にもこだわり、地元で飲まれている湧き水を巡り、その中から場所的にも水質的にもぴったりのものを使用しました。

なぜ奄美大島なのか。

はじめに、奄美大島でフラワーエッセンスをつくることになったのも決して偶然ではなく、導かれたのだと感じています。 なぜなら私がこの仕事をスタートしてからずっと、一番に作ってみたいと思っていた植物が、南西諸島にしか生息していない植物だったからです。 そのため、いつか沖縄に行ってエッセンスをつくらなくてはと、6年前から考えていたものの、知らない土地で初めてのフラワーエッセンスづくりをするのは、場所の選定も含めかなりの時間と労力を要することになるため、なかなかスタートできずにいたのです。

ところが2010年の秋にシャンドゥルールの仲間入りをしてくれたスタッフとランチをしていた時のことでした。

「いつかシャンドゥルールオリジナルのフラワーエッセンスをつくりたいのよね」
「えーすごい!楽しみですね。何のお花がいいでしょうね~」
「日本の四季シリーズにしたいので、日本独特のお花がいいの。月桃って花なんだけど、沖縄にしか咲いていないので、まずは調査に行かなくちゃならないの」
「え?月桃?? YOKOKO.さん、それ、奄美にいっぱい咲いてますよ!」

その植物はスタッフの故郷、奄美大島にもたくさん自生しているものであることがわかったのです。
そこから話は一気に現実味を帯びました。
この花は、初夏に咲く花で、5月から6月にかけてがちょうど見頃のようでした。そこでまず私たちは準備のために、4月の中旬に一度奄美大島に行くことにしたのです。
ところがその後の震災、、、。一度は諦めかけた奄美大島でのフラワーエッセンスづくりでしたが、6月の最後のチャンスに無事、2名のスタッフとともに、奄美大島に渡ることができました。

そしてついにシャンドゥルールオリジナルフラワーエッセンス第1弾がサネンフラワーエッセンスとして誕生したのです。

神の国、ネリヤカナヤ。

奄美では、古くから語り継がれている「奄美島建伝説」があります。
古来より水平線の彼方に神の国があり、そこに住む神が五穀豊穣をもたらしてくれると考えられていたそうです。
その神の国、楽園が、「ネリヤカナヤ」。

ネリヤカナヤの女神、阿摩弥姑(あまみこ)と男神の志仁礼久(しにれく)が、天空より、矛で揺れ動く島をかき回したところ、島々がひとつに固まって立派な台地になりました。 そこでその土地の最も高い山に舞い降りました。その山がアマンデー(湯湾岳)です。 ここはパワースポットだそうですが、ただしパワースポットといっても、遊び半分でワイワイ行くようなところではなく、沖縄のユタによると、霊力が枯渇したときには「奄美の湯湾岳にいけ」という霊示がくるというくらい、神聖で霊力のあるところだそうです。
奄美の山々に囲まれた美しい海を見下ろす展望台からの景色は、神々しく、美しく、この地に降り立った時の二人の神の姿が浮かぶようですね。

また、奄美大島には神の道「神道(かみみち)」があり、そこは神様だけが通れる道として、大切にされています。 昔から自然神を崇めていた奄美では、今でも誰もが神様とともに生きているのです。

妖怪も共存する?「奄美大島」

奄美には昔から「ケンムン」という妖怪伝説があります。 ケンムンはガジュマルの木を住処にしています。 ガジュマルの木とは、主に南西諸島に自生しており、とても大きな根から幹に絡みつくようなたくさんの気根を垂らし、人がぶら下がっても平気なほど大変丈夫な樹です。

ケンムンは木に潜む妖精、または木の守り神などとも呼ばれています。 人間にいたずらをしたりまたは助けてくれたりもする存在です。 背丈はそんなに大きくはなく赤茶色をした子供のような姿で頭には河童のようにお皿があります。 地区によっては青いものや黒いものもいるそうです。男女の性別を持ち、川にある貝(田螺)や、魚の目玉を好んで食べます。
そして、足がとにかく長くて膝を抱えて座ると、頭よりも足が飛び出るほどであるといいます。 相撲を好み、人間に遭遇すると必ず相撲を挑んでくるのです。ケンムンは相撲がとても強く、人間はひょいと簡単に投げられてしまい、しかも一度相撲を取ると面白がってなかなか終わらせてくれません。

私たちは子供のころ、ケンムンに出会ったらまず、真っ先におじぎをすると良いと言われました。 なぜなら、おじぎをすると頭を下げるので、頭の上にある皿から水がこぼれ落ちて力が衰え、相撲がとれなくなり、ケンムンは逃げ去ってしまうからです。 ちなみに私は残念ながらまだ、ケンムンに遭遇したことは一度もありませんが、私が小学生のころの担任の先生は、ケンムンと実際に相撲を取って勝利したという話を授業そっちのけで何度も聞かされたものです。

私は昔よく、山や川へ遊びに出かけていたのですが、川辺の岩の上に田螺の殻が数個置いてあるのを見つけると、両親は何の疑いもなく「これは、ケンムンが食べた後だね!この辺はケンムンが出る場所らしいから。」と話していて、森の中を覗くとそこには何者かがじっとこちらの様子を眺めているような気がしてとても怖かったのを幼心に覚えています。
また、こんな話もあります。
山道を歩いていると遠くの方で何やら楽しそうな話し声が聞こえてきて、その話し声の方へ行くとその声は聞こえなくなり、田舎では夜中に山道を歩いている人なんているはずもなく、おかしいと思いながら、またその声を追いかけて行くとその話し声は聞こえなくなり、、、そんなことを繰り返しているといつの間にか獣道へ連れて行かれ山中を何日も迷わせてしまうとも。 一度本当に、子供の神隠しのようなことが起こり、「ケンムンにさらわれた」というまことしやかな噂話が流れたこともあります。
奄美という島はまだまだ太古の歴史が根付いている島国です。 ケンムンは確かに存在する守り神で、時には人と触れ合いたくて人間に化け、いたずらもするけれど、そこには人間によって安易に自然を壊してほしくないという願いと警告の意味も含まれた、自然を尊び大切にすることへのメッセージなのではないかと思います。

奄美の自然も失われつつある現在、ケンムンの住処を奪っているのではないかと悲しくなります。 ケンムン伝説を聞くことも少なくなってきているのも寂しいです。
そんな伝説がある奄美ですが、ガジュマルの木を見つけたら木に寄り添いケンムンの存在を感じてみるのも良いかもしれません♪

原稿:TOMO

奄美の四季シリーズ お花の物語