ホメオパシーとは

宇宙が用意した奇跡のドクター ホメオパシー

日本でもホメオパシーという言葉を知っている方が増えてきました。 しかし、「聞いたことはあるけれど何だか良く分からない」「怪しい気がする」まだまだそんな方が多いのが現状ではないでしょうか。
ホメオパシーとは、動物、植物、鉱物など自然界に存在する様々な物質を利用し、その方の身体的・精神的バランスを整えるというドイツで発祥した自然療法の一つです。
医学の祖と言われている古代ヒポクラテスの考え方にも繋がる哲学により、その方の心と身体を癒し、そして生まれてから亡くなるまでにおける人生のバランスを取ることを可能にさせてくれた素晴らしい天からの贈り物です。
日本以外のヨーロッパやオセアニア、南アメリカやインドなどでは医学として認められ、日常的な怪我や病気などのセルフケアから、現代医学では治らないとされる難病治療の目的としてまで、幅広く使用されている療法でもあります。

シャンドゥルールでは、ホメオパシーを日常的なセルフケアアイテムとしてご紹介させて頂くと同時に、その人を全体的に捉え、その方のためのレメディをお選びするオーダーメイド方式のセッションのご紹介もしております。
ホメオパシーによって起こったその癒しの素晴らしさについてお伝えし、私達の人生に現れる出来事や症状の意味について考える機会を提供することで、それらの出来事が与えてくれるメッセージを理解し、より健康的に、より自分らしく生きることが出来るよう、1人でも多くの方のお手伝いをさせて頂きたいと考えています。
シャンドゥルールを通じて、本当のホメオパシーについてより深く知って頂き、その素晴らしさを体感していただければと思っております。

ホメオパシー療法

今から200年前にドイツ人の医師サミュエル・ハーネマンによって確立された医療体系の一つです。

「似たものが似たものを癒す」「類似の法則」「健康な人に投与してある症状を起こすことが出来るものはその症状を治すことが出来る」という考え方に基づき、動物、植物、鉱物などの自然界に存在するものから作られたレメディと呼ばれる小さな砂糖玉を経口します。
強い薬剤を使って症状と闘うのではなく、誰しもが生まれつき持っている不快な症状を克服する力(自然治癒力)のスイッチを押し、内なる生命エネルギーの力によって身体のバランスを回復し、本来の正常な機能を妨げていた症状を取り去っていきます。
個別の症状に着目して「病気」を治すのではなく、「その人全体」、つまり精神、感情、肉体の全てをみることによって根本的な働きかけを行い、その人全体が癒されることによって自然に症状が出る必要がなくなるという自然療法です。 レメディは赤ちゃん、妊婦さんからお年寄りまで安心して使って頂くことが出来ます。

ホメオパシーのはじまり

ハーネマン

ホメオパシーの歴史は、実は紀元前5世紀のヒポクラテスの時代にまで遡ります。 医学の祖と呼ばれる彼は、個々の症状よりも病気の本質をみなければならないこと、そして、病気の治療には二種類の方法があると書き記していたのです。
その一つは「逆のものが治す」、つまり現代医学を代表とする対症療法。そしてもう一つは「同じものが治す」という考え方で、この「同じものが治す」という考え方をホメオパシーとして体系化したのが、ドイツ人医師のサミュエル・ハーネマン(1755-1843)です。

その当時の医学においては、病気の原因となる体液を排出させる瀉血や、毒性の強い薬の投与が行われていましたが、ハーネマンはその治療法に疑問を持ち、医者を辞めて、研究と医学書の翻訳を始めました。 そして、マテリアメディカと呼ばれる薬物学書を翻訳している時に、そこに書かれていることに疑問を持ち、ある実験を始めたのでした。
それは、キナの皮(キニーネ)には苦みがあるのでマラリアの患者を治すことが出来るという記載でした。 苦い物質は他にもいろいろとあるのに、なぜ他のものではだめなのか?ハーネマンは健康な状態でキナの皮を飲んでみることにしました。 すると、マラリアの症状が発現したのです。摂るのをやめると症状は治まり、また摂ると症状が現れます。 ハーネマンはこうして「類似の法則」を発見しました。
ホメオパシーは「健康な人に投与してある症状を引き起こす力のある物質は、同じまたは似たような症状を持つ人を治す力を持つ」という考え方に成り立っています。 そうしてハーネマンは周りの人たちに協力を仰ぎ、良薬になりそうな物質を選んで健康な人に飲んでもらい、その人達に現れた症状を記録するという作業を続けました。これをプルービングといいます。
ホメオパシーのレメディは、全てこのプルービングによる記録に基づいており、非常に哲学的でもあり、また科学的、そしてより人間的な療法であると言えます。
プルービングは今日においても続けられ、より多くのレメディが、そしてより深くレメディが研究されています。

ホメオパシーの特長

ホメオパシーは、世界では医療として保険が認められていたり、現代医学と同じ位置づけで使用されているところもあるほど信頼された医学となります。 しかし病気の捉え方は、現代医学とは違う方向からのアプローチとなります。

病気ではなく、人間をみる医療である

ホメオパシーは、病気や症状のみを診るのではなく、その方の心身の状態はもちろん、好き嫌いや交友関係、どのようなものの考え方をして、どんな時に幸せを感じるのか、どんな恐怖を持っているのか、暮らして来た環境など、その方の人生の歴史全体をまるごとみるホリスティック医療です。

安心・安全、副作用がない

ホメオパシーで使うレメディと呼ばれるものは、超極薄状態にまで成分が薄まっているため、それを摂取することで他の臓器等に問題を起こすような副作用が起こりません。 そのため、妊婦さんでも赤ちゃんでも動物でも、安心しておとり頂く事が可能です。

心身にやさしく、人生のクオリティを上げる療法

ホメオパシーは、からだにとてもやさしく、穏やかに働きかけ、症状を覆い隠すのではなく、全うさせて外に出し終了させます。 そして単に痛みや状態を変えるだけではなく、その方の人生の質を高めてくれる療法です。

ホメオパシーの原理

類似の法則

これはホメオパシーおける最も基本的な原理です。 例えば、エイピス(Apis)と呼ばれるミツバチのレメディがあります。 ハチに刺されると赤く腫れて熱を持ち、ひりひり、チクチクと痛みますよね。 ホメオパシーにおいてエイピスのレメディは浮腫や腫れ(扁桃腺や耳下腺の炎症から帯状疱疹やおたふくなど様々な腫れ)、アレルギー・蕁麻疹や虫さされなどに良く使われます。

単一レメディの法則

ホメオパシーにおいては1種類のレメディ投与を基本としています。
それは、2種類以上のレメディを一度に投与すると何がどう反応しているのかが解らなくなり、治療が難しくなると言われているからです。 これは、高度な訓練を受けたホメオパスによってより適切なレメディが選択されれば問題はないのですが、レメディ選択は非常に難しいので、相応しいレメディに行きつく前に症状を悪化させないためにも、セルフケアの範囲で全ての状況に対応しようとするのは禁物です。

希釈震盪

ハーネマンはレメディを使って治療を始めたのですが、反応が長続きせず暫くして症状が戻ってくることに気が付きました。 そこで、様々な試行錯誤を重ねた上、原液を薄めて振る(薄める=希釈=ポーテンタイズ、振る=震盪=サーカッション)といった方法でレメディを作るようになったのです。 この方法だと症状の緩和や治癒が継続的であり、またアグラベーションといわれる悪化反応も殆ど無くなったためです。 ホメオパシーのポーテンタイズされたレメディは成分としては検知されません。 しかし、その物質の持つエネルギーが希釈震盪されることによって活性化すると考えられています。 臨床試験においてはその有効性は統計的に認められているのですが、ホメオパシーを科学的に検証する動きは今なお継続的に行われています。

最少投与

ホメオパシーにおいては通常のお薬のようにレメディを飲み続けるということはしません。 それは、レメディの薬効成分が私達の身体を治すのではなく、私達の身体に本来備わっている自然治癒力のスイッチを押す役割に過ぎないからです。 一度確実にスイッチが押されると、あとは自然にその状態を元に戻そうという働きが発動します。 逆にレメディを何度も投与し続けることによって、治癒の過程は攪乱されてたり、そのレメディの持つ症状像を引き起こしてしまうということもあるので、レメディは継続投与されるべきではないということになります。

治癒の法則

ホメオパシーにおける治癒は、ある一定の方向性に基づいて起こるとコンスタンティン・へリングによって考えられました。 それは、病気が進行する時にはある方向性に向かって進行し、また治療が適切に進んでいく時には逆の方向に向かっていく「治癒の法則」と呼ばれています。

1.重要な器官からより重要でない器官へ

例)喘息を持っていた子供がレメディ摂取後、喘息は改善したが、湿疹が出て痒みに悩まされている。
>>これは症状が生命に関わる喘息の症状から、より重要でない皮膚の症状に移り、治癒の法則に則っているということを意味しています。

2.心の症状から身体的な症状へ

例)精神的に不安定だった子供がレメディ摂取後、精神の不安定さは落ち着いたが、耳の感染症が起こった。
>>これも治癒の法則に基づいています。精神はより中枢の器官と考え、精神的不安定さが治癒されると肉体的な症状となって表れますが、適切なレメディが投与された場合、その症状が長続きすることはありません。

3.身体の内側から外側へ

例)アレルギー鼻炎の酷かった子供がレメディ摂取後、発熱、下痢、湿疹、の症状が起こった。
>>これは内側に押し込められていた症状が外側へ出ようと発現したものです。分泌物を通して外側に出ることによって、その子供はアレルギー鼻炎の症状を出す必要がなくなっていくのです。

4.上から下へ

例)お腹の周りに発疹が出やすく、疲れると出る子供がレメディを摂取したところ、発疹の位置がお腹から太ももへ移動し、段々膝まで降りてきて、最後には消えてしまった。
>>ホメオパシーでは症状が回復するにつれて上から下へと移動し、最終的には必要が無くなって消えてしまうと考えます。

5.新しい症状から古い症状へ

例)喘息を患っていた子供がレメディを摂取したところ、喘息は治癒したものの、昔あった頭痛が戻ってきた。 その頭痛に対してレメディを摂取したところ、それ以前にあったアトピーの症状が現れ始めた。
>>以前に薬などで抑圧した症状がその人が患った順番をさかのぼるように戻ってきます。 その症状は通常そんなに長くは続きません。 しかし、長期に渡ってその症状が戻ってくる場合は、ホメオパシーで適切なレメディを投与する必要があります。

バイタルフォース

ホメオパシーはその人全体を統制している力=生命力に対して働きかけるホリスティックな療法と言われます。 そのダイナミックな生命力のことをホメオパシーではバイタルフォースと呼んでいます。 バイタルフォースはその人がその人らしく生きるために精一杯のコントロールをしていますが、様々な理由でそのバランスを大きく崩した時、元に戻れなくなって身体的・精神的不調和(症状)を作り出し、その乱れを私達に教えてくれているとホメオパシーでは考えられています。

感受性

私達の物事に対する反応の仕方もそれぞれで、非常に寒さに敏感である人もいれば、寂しいことに特に敏感な人もいます。 症状の出やすい場所も違えば、症状に対する反応の仕方も異なります。 その感受性をみることによって、強い体質なのか弱い体質なのかどうか、その人固有の特質や潜在的・遺伝的背景を知ることが出来るのです。

ホメオパシーではその人の精神面での感受性から肉体的な感受性まであらゆる点での根本的な感覚を見て、その方にあったレメディを選んでいきます。

レメディとは

ホメオパシー療法の中で用いられるのがレメディーと呼ばれる小さな砂糖粒です。 これは、植物、動物、鉱物といった、自然界のものを原料として作られていて、その成分のエネルギー情報が入っていると言われています。 レメディには以下の特徴があります。

原料から母液を作る

レメディの原材料は、動物・植物・鉱物など、自然界にあるさまざまなものです。
毒性の強いものも使われますが、全てが毒なわけではもちろんありません。薬の原材料になるものも多々あります。
それらを刻む、すり潰すなどしてアルコール水に溶かし、母液をつくります。

薄めて振る(希釈・振とう)

母液を1:100の割合でアルコールと水で薄めて(希釈)、聖書などの上に底を叩き付けるようにして振る(振とう)を何度も繰り返します。
30回、100回、1000回…と、薄めて振るが繰り返されます。
その繰り返しにより、原物質は天文学的に薄められることになり、成分が1分子も検出されなくなり、レメディーは無毒無成分になるのです。

砂糖玉に染み込ませる

薄めたレメディーの原液を、ガラスの瓶に入れたショ糖玉にしみ込ませます。

プルービング

健康な人に投与して心身の反応を細かく観察・記録し、レメディーの症状の全体像を調べます。

マテリアメディカに掲載

プルービングの結果と臨床から、レメディーの全体像を記録した薬学書に、そのレメディの効能が掲載され、ホメオパスが使用するレメディとなります。

実際に処方

その人の全体像とレメディーの全体像を照らし合わせ、その人に最も合った1種類のレメディーを処方します。

ホメオパシーの使用方法

ホメオパシーには2通りの使い方があります。

ホメオパスのセッションを受ける

まず1つは、その人の症状像全体にあったレメディを選ぶ方法です。 これは通常、専門的な教育を受けたホメオパスによってコンサルテーション(通常セッションと呼びます)と言う形で行われます。
その方の全体的な症状を、過去から現在に至るまでの身体的・感情的・精神的症状に基づいて理解し、その方の不調のパターンに合ったレメディを選びます。
通常初回のコンサルテーションは2〜3時間かけてお話をお聞きしますが、レメディが決まるまで非常に時間のかかる場合もあります。
レメディがそのクライアントに良く合い、上手く働いてくれた場合、心身のありとあらゆる不調和が調和へと導かれ、症状は出る必要が無くなり消え去っていきます。 クライアントの問題の根の部分に働きかけることによって、局所的、そして全体的なエネルギーの回復がみられ、心身に調和を取り戻すことが出来るのです。

日常のセルフケアで使用する

もう一つの使い方はセルフケアです。
レメディは本来その人の全体像に対して処方されるものですが、セルフケアでも使って頂くことも出来ます。 それは、レメディによって、からだの部位や病気の症状に親和性があるものがわかっているからです。
たとえば、熱にはアコナイトやジェルセミウム、ベラドンナ、ブライオニア。吐き気にはアージニット、アルセニカム、イペカク、ナックスボミカなど、症状からみていくつかのレメディが考えられます。 しかし、いくつか考えられるということは、どれでもいいということとは違います。その中からその方に合うレメディを見つけることがとても大切で、それができなければ、何も反応しないということが起こるのです。
さらに病理が深いところまでいっている慢性的な状態の場合には、セルフケアでは対応ができません。 つまり、セルフケアで対応できる範囲というのはある程度限られているということを理解しておかなければなりません。