月桃とは

ポジティブと静寂、女性性と男性性 両極のエネルギーこそがサネンの魅力

月桃というお花を見て、どんな印象を受けられますか?
白いぷっくらとした花の蕾みの状態は、はちきれんばかりの瑞々しさ。 先端がほんのりピンク色に色づいて、まさに白桃のようなイメージを受けるのではないでしょうか。 タイトルをつけるとしたら「乙女の恥じらい」のような、若々しくかわいらしい印象です。
ところが花が開くと、印象はまた少し変わります。 花の内側には、鮮やかな黄色と赤の模様が広がり、蘭を思わせるような妖艶さが見えてきます。 いずれにしてもとても女性的な印象の魅惑的なお花です。

ハーブでは、生理前症候群にも効果があるそうですが、今回のモニター結果でも、感情や精神的な面での女性性のアップの他に、月経痛や排卵痛の軽減などの変化も多くの方が体験されたようです。
ところが実際に手を触れてみると、月桃の印象はまた変わります。 なぜなら月桃という植物はとても力強い花だからです。 可憐な見た目とは違い、葉も茎も非常に硬く、簡単に抜き取ることができません。 また、房状に連なった花も硬い茎についていて、もぎとるにはかなりの力を必要とします。

月桃はテーマとして、「ポジティブ・行動力のアップ」と「静寂・落ち着き」、「女性らしい穏やかな愛情」と「男性的な力強さ」という両極のエネルギーを兼ね備えています。 そして、この花が開いた時に、蕾みとは全く違う姿を見せるように、隠れている自分の価値や本質を内側から引き出していくというエネルギーがあるようです。

植物ノート Materia Medica

香りがよく、抗菌、消臭、防虫剤としての利用はもちろん、ハーブとしての効能も!
島の人々に愛される万能植物。

学名
Alpinia zerumbet
別名
シェルジンジャー、サンニン
科・属名
ショウガ科ゲットウ属
原産地
東南アジア
分類
常緑多年草
花期
初夏頃
花言葉
爽やかな愛

沖縄や奄美大島では、初夏になるとあちこちできれいな花を咲かせる月桃。 月桃は東南アジアに咲く多年草芳香植物です。 長さが40cm~60cm、幅が15cmくらいになる葉は、濃い緑色で光沢があり、夏になると長さ4mくらいの提灯のような総状花序をつけます。 花弁は厚みがあり、蝋細工のような手触りです。花冠は3つに分かれ、唇弁は大型で舟型、縁にぎざぎざがあり、黄と紅との条紋があります。
果実は花の後にでき、2cmくらいの球卵形で熱すると赤くなって、その一側が縦裂して球型で灰色の種子を露出します。 月桃の全長は3mくらいで、本月桃、タイリン月桃があります。どちらも薬効効果は同じといわれています。 他の類似植物にフイリゲットウ、クマタケラン等があります。

月桃はとても万能な植物で、昔から日常生活の中でよく利用されています。
通常よく利用されるのは葉の方です。月桃の葉からは非常に強い繊維が取れるため、葉から作られた壁紙や障子紙などの和紙は特に人気のようです。

月桃のチカラ

抗菌・防虫・防カビ・消臭作用

月桃で最も人気があるのはその香りを使った商品です。 月桃の葉には爽やかな芳香があり、防虫、消臭効果が高く、消臭剤や防虫剤としても製品化されています。 また、月桃の生の葉は置くだけで防虫効果があり、ゴキブリ、ダニが近づかなくなったり、子バエの発生も減るそうです。

さらに消臭効果もあるため、葉を乾燥させて細かく切り、匂い袋を作ったり、タンスの中に入れて防虫剤代わりに使用することも。 日常生活になくてはならない葉というわけです。

ポリフェノールがすごい!アンチエイジング植物

月桃はポリフェノールを豊富に含む植物です。 なんと赤ワインの数十倍ともいわれています。 ポリフェノールは言わずと知れた抗酸化作用の高い成分。 アレルギーや生活習慣病などが気になる方にもお勧めです。 また、食物繊維やカルシウム・マグネシウム・鉄分などのミネラル類も含まれていますので、ミネラルが不足しがちな方に健康茶としても人気です。

ストレスを和らげ心を穏やかに保つ

ストレスによる心身の緊張を和らげ、胃腸の調子を良くしたり、日焼け防止にも役立つそう。 また、不眠や抑鬱、生理前症候群にも良いとして、ハーブで利用されています。

月桃ハーブの作用

【身体への作用】

生姜特有の血液循環を促し、体を温める作用、基礎代謝の向上、自律神経をリラックスさせ、女性特有の悩みである月経前症候群(PMS)にも良いといわれています。
また、抗アレルギー作用があるうえ、鼻炎の治療に使われるシネオールという成分も含まれており、花粉症の対策に優れた効果を発揮します。 鎮痙作用により月経痛の緩和や、殺菌・消毒作用にも優れているので、体を清潔に保ち、口臭や体臭を防ぐ効果も期待できます。

血圧降下作用、抗炎症作用、抗菌作用、抗真菌作用、消炎作用、鎮静作用・風邪・血圧を下げる・花粉症・鼻炎・気管支炎・消化不良・筋肉痛、肩こり・更年期障害

【心への作用】

優れた鎮静作用により、ストレスや不安をやわらげて、穏やかな気持ちへと導きます。 また、脳を活性化するので、集中力や記憶力を高めたいときにも有効です。

頭をすっきりクリアにする・不眠・不安・リラックス

【肌への作用】

収れん作用や保湿作用があり、肌を引き締めて潤いを保ちます。 シミやシワを防ぐのにも効果的。抗真菌作用があり、皮膚カビの撃退にも効果を発揮します。

肌を柔らかく滑らかにする・老化防止する・乾燥肌

サネンフラワーエッセンス開発物語

月桃という美しき花

青空に映える薄いピンクのぷりぷりした花の蕾み、これは何の植物かお分かりですか?
シャンドゥルールオリジナルフラワーエッセンスの第1号、沖縄や奄美大島に生息する「月桃(ゲットウ」という植物です。 奄美では「サネン」と呼ばれ、日常的に大変親しまれています。 葉に抗菌作用があることから、虫除けに使われたり、おもちをくるんで食べる「ふてぃ餅(沖縄ではムーチー)」が有名です。

月桃は、梅雨時期から初夏にかけて咲く花ですが、フラワーエッセンスづくりに適した場所を探すため、4月の初旬に下見を兼ねて出かける予定でいました。 ところが2011年は3月に東日本大震災があった影響で、私たちの奄美行きも延期せざるを得なくなりました。 正直、その年の奄美でのフラワーエッセンスづくりは無理かもしれないとさえ思っていました。
その後、二度の延期の末にようやくスケジュールがついたのが6月の満月の日。 これも私たちにとっては決して偶然ではなかったように思います。
というのも、私は月桃のフラワーエッセンスをイメージした時に、通常の太陽法だけでなく、どうしても月の灯りでつくってみたいと思っていたからです。 名前に月がつくのはもちろん、月桃の神秘的なイメージは、まさに女性的な月のイメージでもあったからです。

太陽法とは、フラワーエッセンスの伝統的な作り方で、エドワードバッチ博士が考え出した、最もシンプルで花のエネルギーを最大限に引き出せる素晴らしい方法です。 シャンドゥルールのフラワーエッセンスづくりは、今後もこの方法でつくっていくことは間違いありません。 でも月桃に関していうと、月のインスピレーションがとても強かったのです。
とはいえ、最初からいきなり王道から外れるつくり方で大丈夫なのかしらと、躊躇したのも事実。
でも奄美行きが満月だったことで、これは月でつくりなさいと言われているのではないかと感じたのです。

満月の灯りでのフラワーエッセンスづくり

満月の日、奄美の空にはその前の台風の影響で、暗く厚い雲がかかり、月の姿は見えませんでした。
残念ではありますが、月が見えないということは、月でつくるフラワーエッセンスではなかったのかもしれないと、半分諦めかけていました。 なぜなら、必要であれば必ずそう導かれると言う確信があったからです。 自然の力には逆らえません。そして、たとえ今回フラワーエッセンスが作れなかったとしても、きっとそれは流れに任せた方がいいのだろうという気もしていました。
ところが夜の9時を過ぎた頃、厚く覆っていた雲が流れ、きれいに輝くまるいお月様が姿を現したのです。 私たちは大急ぎで準備をし、昼間のうちに下見をしておいた場所に向かいました。
そこは、地元の人が飲料水として使用しているきれいな湧き水があり、人がほとんど出入りしない、とても静かな場所でした。 もちろん月桃が咲いているのは確認済みです。私たちはガラスのボウルとクリスタルやブランデー、水を濾過する道具などを持ち、さっそくフラワーエッセンスづくりに取りかかりました。

ふと見上げると、濃紺の空にはキラキラと輝く満月が月桃のボウルに光を集めていました。
月が素晴らしいお仕事をしてくれている間、邪魔にならないように、私たちは海の方に移動することにしました。 浜辺に座り、やさしい波の音を聞きながら、月桃を照らしている同じ月を、ただゆったりと見上げていました。 月の光があれほど力強く輝くのを、これまで見た事があったでしょうか。 月光を反射した海面は、まるでダイヤモンドのようにキラキラと光を放ち、ゆったりと流れる時間の中で、私たちはネイビーブルーの深い空間と月のエネルギーに静かに包まれているかのようでした。
それはとても穏やかであり、引き込まれるように魅惑的でもあり、忘れられないひとときでした。
きっと素敵なエッセンスができるという確信が私たちの心の中に落ちて行く大切な時間でもありました。

サネンは満月の夜につくるフラワーエッセンスに

素晴らしいフラワーエッセンスが出来上がったという自信がありましたが、念のため、次の日の朝にも太陽法でフラワーエッセンスをつくってみることにしました。

夜中まで作業がかかり、お世話になったスタッフの実家に戻ったのは2時を過ぎていました。 朝のフラワーエッセンスづくりをするためには5時起きです。私たち三人は、ちょっとだけ仮眠をとることにしました。
あっという間に朝がきて、太陽はしっかりと顔を出していましたので、さっそく昨夜エッセンスづくりをした場所に向かいました。 ところが大誤算!そこは、四方が山に囲まれ湧き水もあり、人も入って来なくて月桃も咲いているという最高の場所だったのですが、朝の太陽が山のかげになって直接顔を出していないのです。 昼になってもっと太陽が高くなれば問題ないのですが、エッセンスづくりはやはりエネルギーの強い朝行うのが大事!
少しの間散歩をしながら様子をみていましたが、そこでふと感じました。
「あ、これは太陽のエッセンスではないのかも」。
そこで、私たちは月明かりでつくったエッセンスだけを持ち帰ることにしたのです。

これにはいくつかの後日談があります。
その二年後、再度サネンの母液をつくりに奄美に出かけました。 その時も台風が近づいていて不安定なお天気。 けれど今回つくれなければもう母液がなくなってしまいます。 そしてその夜は、奄美のビーチで地元の方に参加してもらい、満月の瞑想会を開催する予定でした。
「どうか無事に満月さん、顔を出してね!」
私たちの祈りにこたえるように、参加者の方たちが一人、二人と集まり出すと、黒い雲が消えて、見事に美しいまんまるいお月様が私たちの前に現れました。
海辺の芝生に寝転び、キャンドルに火を灯してみんなで行った瞑想会はとても神秘的で美しい時間でした。
そしてその後、そのエネルギーのまま、私たちはフラワーエッセンスづくりに入りました。とても素晴らしい時間でした。
ところが次の日の朝、今度は雨が降り、またしてもエッセンスづくりはできなかったのです。
「やっぱりこのエッセンスは満月のエッセンスなんですね」と、空に向かって思いました。
それからはサネンは満月以外でつくるのをやめたのです。

月桃物語 〜満月の夜のお祭り〜

インドにチャンドラという王様がいました。
「月」という意味の名を持つこの王は、インドの南西部に「黄金の1000年王国」というのを築いていました。
チャンドラ王朝では、10月の満月の夜、「アフアの花祭り」という、月を讃える祭りを行っていました。 アフアとは大変大きな木の名前で、美しい白い花を咲かせます。この花は月の光の下では薄いピンク色に見えるのです。
そのアフアの花から酒をつくり、満月の夜に願いごとをかけながら飲むとその願いが叶うと信じられているのです。
この「アフアの花祭り」は、3000年ほど経った今でも、毎月満月の夜に行われているそうです。
日本でもこのアフアと同じ種類の花があります。それが月桃です。
沖縄の琉球王朝の頃から、久高島では「イザイホー」という祭りが行われてきました。久高島は12年に1度、神が降りてくると言われる島です。
ノロという神の声を聞く巫女が、お告げを聞くために断食をして山に籠ります。 山籠りから出てきた巫女たちが最初に口にするのが、月桃の葉の露。 これは神が最も好む露だと言います。山から出てきた巫女は半神半人と考えられているため、この露を飲むのだそうです。

林完次著「月の本」より

「アフアの花から作ったお酒で願いごとが叶う」
「神様が好む月桃の葉の露」

これこそまさにフラワーエッセンスそのもの。
この話を知ったのは、フラワーエッセンスを作った半年後、11月のことです。
月桃の花のエッセンスをイメージした時に、どうしても月明かりで作りたいと思ったこと、エッセンスづくりのスケジュールが二度も延期になって、花の時期と空いているスケジュールを見るとここしかないということで、やっと行けたのがちょうど満月の日だったこと、これらはやっぱり偶然ではなかったのだと、この話を読んだ時に改めて感じて鳥肌がたちました。
しかも、「シャンドゥルール」はフランス語なので、英語読みした皆さんから「チャンドラー?」とよく聞かれます(笑)。この偶然も神様のいたずらなのかもしれませんね。

ブラインドモニター レビュー

フラワーエッセンスではプラシーボ効果を防ぐため、何からつくられたフラワーエッセンスであるかは一切お伝えしない状態で、一定期間フラワーエッセンスを服用して頂き、心身の様々な変化をレポートして頂くブラインドモニターを行っています。
スタッフやスクールの受講生、募集で集まられた一般の方々にブラインドモニターとしてご協力頂いています。

フラワーエッセンス
サネンフラワーエッセンス
期間
2011年7月より3ヶ月間
モニター数
102名
使用方法
1日4回、1回7滴を目安にフラワーエッセンスを舌下に落として3週間使用

シャンドルールの初オリジナルフラワーエッセンス「サネンフラワーエッセンス」です。
たくさんのご意見をいただきましたので、集計に時間がかかってしまいましたが、やっとみなさまにお伝えすることができます。
当初、ハーブの効能からある程度予想していたのはもちろんで すが、意外な反応やびっくりするようなシンクロ、スタッフ全員が同じ症状を訴えたり(笑)、 モニターする時期によってそれぞれ似たような反応に分かれるなど、大変興味深く、思った以上に素晴らしい結果となりました。

E.W さん

エッセンスモニターをしていた期間、これまでなかなか手をつけられなかった(わりと腰が重い方)ことにどんどん手をつけていったことに自分でも驚いた。
集中力も高まっているのか、頭がクリアになっている感覚。
あと、普段PMSがひどいのだが、この期間、全然楽だったのでびっくりするくらいだった。(たまたま?)
感覚が鋭くなる感じ。自分の内側の声に気付きやすくなったのかな。
比較的気分的には穏やかで、でも行動力はアップしていて、感情が解放されていくような?そんな感じだった。
とても良い変化が起こったので、ぜひまた飲みたいと思っています。ありがとうございました。

Y.K さん

せかせかせず、1つ1つの事柄を丁寧にゆっくりと行う。自分のまわりの時間の動きがスローになったような感覚?
自分と時間の時空軸が違うような(笑)
何か1つの行動を終えた後に、まだすこしの空白(余裕)が残っているのが空間のはしばしに見えた気がした。
おだやか、ゆっくりとはいえ、行動力が落ちるとか、効率が落ちるとかではなく、逆に好奇心がわいて新しいものに興味を持ったり、先延ばしにしていたことを片付けたりと、日常+αの実行がいろいろとありました。
そしていつもは体力精神力ともに消耗が激しくて夕方くらいには疲労のピーク。夜までもたずに子供と一緒に寝落ちしてしまことが多かったのですが、エッセンスをとっていた時期はいつもよりアクティブだったり予定が多かったわりに元気だったように思う。

T.K さん

潜在意識が顕在意識へと湧き上がり、本質へと繋げる事を助けてくれる感じです。
自己表現の妨げとなっている恐れを手放し、愛を教えてくれます。
人間、生きていればいろんなことを体験していきます。その中で、色んな色に染まっちゃうものだけど、本来の純粋さを思い出してくれる感じです。不必要なものを洗い流してくれるような、だからといって激しい感じではなく、とても優しいです。このエッセンスのスピリットがそっと見守ってくれるような、安心する感覚です。

奄美の四季シリーズ お花の物語