希望の光
私たちは、家族、学校、職場など、さまざまなグループに属しながら沢山の人たちと関わり合って生きています。
自分の意志とは関係なく繋がったように思える人間関係にも、なぜ自分がその人たちと繋がったのか、それにはきちんと理由があります。
私たちは常に、特定の波動を発しながら生きています。
そして、その波動と同じもの同士が引き合っています。
この「共鳴の法則｣は、人間関係だけでなく、学校や仕事や住まいや物など、すべてにおいて作用しています。
「波動を偽ることはできない｣という言葉の通り、自分が発している波動と違うものは、共鳴することができないのです。
それでも私たちは時として、「間違ったグループ｣に属してしまうことがあると思うのです。
例えば、さまざまな辛い経験をして心に傷を負うと、怒りや悲しみ、落胆や絶望などのネガティブな感情が心の中を満たしてしまいます。
この「本来の自分らしさ｣からかけ離れた状態にいる時、発している波動も「本来の自分らしさ｣とは異なるものになり、「本当なら繋がるはずはなかった関係｣と関わることがあると思うのです。
「間違ったグループ｣との関わりでは、既に抱えていた心の痛みに加えて、さらに辛い経験をすることが多くあります。
「人生の流れ｣という大きな視点から見れば、このネガティブな波動により繋がった関係から学ぶべきことは必ずあり、それを乗り越えることで得ることもたくさんあるでしょう。
けれども、もしそれが「避けられる苦しみや悲しみ｣であれば、わざわざ選択する必要はなく、避けていいと私は思っています。
なぜなら人は決して弱くはないですが、ひとりの人間が抱えられる限界というものは必ずあると思うからです。
だれもが強い精神力の持ち主ではないし、どのような逆境も跳ね返せるような逞しさを持ち合わせているわけでもありません。
「たとえ今が辛くても、また這い上がればいい｣という言葉が、すべての心に届くわけではないのです。
既に負った心の痛みを癒し、心の状態を整える「フラワーエッセンス｣という選択肢が手元にあれば、自分が無意識のうちに発している波動に翻弄されるのではなく、どのような波動を発して、どのような人や物事と共鳴するのか、自分自身に選択する自由があるということを思い出せるはずです。
人は苦しい時、簡単に顔を上げることはできません。
真っ暗だと感じる世界では、うつ向き、足元だけを見て立ち止まることが精一杯の勇気でしょう。
このような時、「自分一人では、もうどうにもできない｣と感じる弱さや脆さは、だれの心にもあるものです。
この時必要なのは、顔を上げる勇気を与えてくれるきっかけです。
真っ暗な世界でも空を見上げれば、沢山の星たちが輝いています。
どんな状況にも、希望の光は必ずあります。
それがたとえ小さな光だとしても、その光に気づける心を持てた時、「終わらない｣と思っていた真っ暗な世界の夜明けが始まるのだと思います。
夜明けの始まりとともに、空の色も少しずつ変わっていきます。
紫からピンクに、オレンジから黄色に。
少しずつだけど確実に。
そして気づいたときには、新しい一日が始まっています。
私たちの心もきっと同じです。
目の前の現実がすぐには大きく変わらなくても、少しずつ希望の光に気づき、これまでとは違う物の見方ができるようになるたびに、自分の世界が光を取り戻し、居場所が温かく、安全で穏やかなものへと変わっていくのだと思います。
「あたしの人生は、あたしのものだ。誰かの悪意を引きずって人生を疎かにしちゃ、だめだよね。｣*①
フラワーエッセンスは、「顔を上げるきっかけ｣を必ず私たちに与えてくれます。
これまでに起きた辛い出来事に人生の方向性を決めさせるのではなく、望む人生を創り出す力が自分自身にあることに気づくきっかけを与えてくれるのです。
奄美群島 加計呂麻島の切り立った崖の前で、煮沸法によって作られたティーリーフのフラワーエッセンスには、過去と向き合い、混乱から解き放つエネルギーがあります。
このフラワーエッセンスは、過去とつながり、過去の辛い記憶を精算することを助けてくれます。
心を静め、再び歩き出すための勇気を与え、絶望の淵から新しいステージに切り替わる手助けをしてくれるエッセンスです。
重苦しい感情や現状から抜け出したい時、混乱して辛い時に変容を促し、必要なものを引き寄せて、新たな流れに乗ることができる再生のエネルギーを持つエッセンスです。*②
希望の光が、あなたが歩む道を照らし続けますように。
今年も一年ありがとうございました。良いお年をお迎えください。
引用：
*① 2021年 中央公論新社 町田そのこ 「星を掬う｣ ページ313/327
*② シャンドゥルール ティーリーフフラワーエッセンスのリーフレット