いつかの私たちへ
たとえば、ケガや病気などで耐えられないほどの激しい痛みが続いているとき。
たとえば、大切な何かが、取り返しのつかないほど壊れてしまったとき。
かけがえのない誰かが永遠に自分のもとから去ってしまったとき。
まるでゆっくりと深い水の底に沈んでいって、ただ感じられるのは胸の痛みと冷たさだけのとき。
たとえば、朝が来て、夜が来て、また朝が来て。
毎日が目も当てられないくらい悲しみで満ち溢れているのに、どうしてそんなふうに、何の問題もないように世界は回っているのだろうと納得ができないとき。
生きていると、そのようなときが自分の人生に起こることがあります。
ここから再び立ち上がることなど到底できそうにもなくて。
この苦しみが終わりを迎える日が来ることなど微塵も感じられなくて。
暗い世界の中にたったひとりで立ち止まり、この状態がいったいあとどれくらい続くのだろうと思う。
このようなとき、何をすることが「正しいこと」なのでしょうか。
だれかに向けた想いや祈りは時を越えて伝えられるそうです。
だから過去の辛かった頃の自分に向けて何かメッセージを送るといいですよとある本に書かれてありました。
もう随分とむかしのことなので、いったいどの本に書かれてあったのか忘れてしまい、そのことを残念に思いますが、この考え方を知った時に胸が熱くなったのを覚えています。
それはきっと、未来のどこかに現在の困難なときを乗り越えた自分がいると確信持つきっかけになったからだと思います。
現在、世界の人口は80億人を突破したそうです。
そしてその中で、人が一生のうちに出会い、何らかの接点を持つ人の数は3万人だと言われています。
学校や仕事を通じて近い関係になる人の数が3000人。
親しい会話ができる関係の人の数が300人。
友達と呼べる関係の人の数が30人。
親友と呼べる人の数が3人だそうです。*1
私たちの人生に訪れる沢山の人たち。
さまざまな人たちが、時には静かに、時には騒がしく訪れては去っていくなかで、どんな時でも変わることなくそばに居てくれる人たちもいます。
だけど生涯をかけて一緒にいるのは自分自身だということも忘れてはならないと思います。
思い出は歩いてきた証だと この傷が教えてくれる
汚れながら泳ぐ生の中で まあ、よくぞここまで大事にして 抱えて来れましたね
Mrs. GREEN APPLE(Soranjiより)
たとえそれが、どんなに小さく、かけらのような希望であっても、その希望を手放さないで。
それはきっとあなたの人生が徐々に光を取り戻すきっかけを与えてくれるものだから。
生きることは、ときに辛く、そしてとても複雑なこと。
だけどどんなに辛い出来事も、終わりを迎える日が必ず訪れる。
だから勇気を出して、また歩き始めなくちゃ。
これから進むあなたの道のりに慈しみの光が降り注ぎますように。
そして、夢も希望もありったけの愛情も優しさももたらされますように。
この祈りがあの時のあなたに届きますように。
この祈りがあの時の私に届きますように。
人生で経験する悲しみや喪失感にも大きな価値があることを、あなたはいつか知るでしょう。
苦しみを経験して、あなたの心は大きくこじ開けられました。
そのおかげで、あなたは、愛情や思いやりや理解を、さらに深めることができたのです。
この知恵は、大きな犠牲を払って得られたものです。
人生の試練と学びによって、心を大きく開いた自分のことを愛してください。*2
リバービューティ(アラスカンエッセンス)
感情的にどうしようもないような激しい経験を経た人が、過去を洗い流して新たな新鮮な気持ちで物事に向かうのを助けてくれます。
洪水のような激しい経験が、実は過去を洗い流すような浄化の経験だと気付く助けになります。
また、エネルギー再生の助けになります。*3
アルニカ(PHIエッセンス)
精神的ショックや、あらゆる種類の負傷に対応する基礎的なエッセンスです。
障害物を取り除き、再び無傷だと感じられるようにサポートしてくれます。*4
引用:
*1「300人」 >>> 人が一生で出会う人のうち、親しく会話を持つ人の人数|朝礼スピーチのネタ帳ブログ | 1分間スピーチ (tokyomarketingblog.com)
*2 2020年 株式会社JMA・アソシエイツ コレット・バロン=リード 『オラクルオブセブンエナジー』
*3 2021年 ネイチャーワールド株式会社 『大自然からの贈り物 目的別フラワーエッセンスハンドブック』23ページ
*4 2021年 ネイチャーワールド株式会社 『大自然からの贈り物 目的別フラワーエッセンスハンドブック』23ページ