正攻法と攻略本
私と弟は昭和生まれで、私たちが小学生のある日、何の前触れもなくファミコンと呼ばれるゲーム機がわが家にやって来た。
学校ではファミコンを持っていない子の数が、持っている子の数よりも圧倒的に劣勢になっていて、私と弟のファミコンへの憧れはなかなかのものだった。
それが、『満を持して』ついにやって来たのだ。
私たちの喜びようはすさまじかった。
弟は最初こそ失敗していたけど、すぐに十字の形をした上下左右を操作するボタンやAやBのボタンを使ってマリオを巧みに操り、次々にステージをクリアしていった。
私は、ダッシュをしながらジャンプをするという基本的な操作のタイミングさえ上手くつかめずに、すぐにゲームオーバーになっていた。
あんなに憧れていたにも関わらず、結局ハマることもなく、簡単にさじを投げた私を横目に、弟は着々と力をつけていった。
そしていつの間にか攻略本までも手に入れ、まるで受験勉強かのように読み込み、ノコノコを連続で踏んで得点を増やしたり、見えないブロックを叩いて1UPキノコを出したり、ツタを出して雲の上に行ったり、土管に入って数個上のステージにワープしたりしていた。
「え、それってただのズルじゃない?」私がそう言うと、弟は一笑に付した。
「ひとつひとつ順番に進まなきゃいけないルールなんかないのに。自分だけじゃ思いつかない方法を教えてもらっただけだよ。ゲームを楽しむ工夫だよ」と主張した。
弟のくせにもっともな事を言いやがってと、心の中で舌打ちをした。
私たちはみな、追い求める人生があり、紡ぐべき自分の夢を持っている。
そして信じ続けているかぎり私たちは願いを叶える力を宿し続ける。
ルイーザ・メイ・オルコット
私は大きくつまずいた。
そして、そこから立ち上がらないことを強く選んだ。
私なんかが世界から姿を消しても困る人など、どこにもいない。
動かないことが、隠れてしまうことが、負け犬がするチンケなことだとしてもかまわない。
洗面所で歯を磨きながら、鏡に映る自分の姿にうんざりする。
年齢に見合った成長ができているとは到底思えない。
見た目ばかりが年を重ねて、中身が何年も、何十年も、後れを取っている。
「お姉ちゃん、ほらここ!ブロックを連打するとコインが沢山出てくるから!」
弟が修得した裏技を教えてくれるおかげで、私は、ゲームを少しは楽しめるようになっていた。
そうか。あの時も今も、私には楽しむ気持ちも、楽しむ工夫も足りていない。
私たちは何かを成し遂げるために生まれてきたけれど、それと同時に、人生というものを楽しむためにも生まれてきたのだろう。
正攻法で、苦労して階段を上ることだけが正解じゃない。
攻略本を活用して、先を歩いている人の知恵を借り、秘密の抜け道を使ったり、ボーナスポイントを獲得したりして、追い求めるべき人生を追い求め、紡ぐべき夢を紡いでいったっていいのだ。
生きることと、生き延びることは同じではない。
自分を嫌いながら生き続けることもできるけど、痛みを抱えながらも希望を取り戻すことだってできる。
無理に進まなくてもいい。
だけど『その時』が来たら、勇気を出してまた歩き始めてみるのも悪くはない。
だって私たちは、必要な分だけ進む力をだれもが必ず持っている。
うまくできない、ままならない時の経験こそ、力となっていくのだろう。
何をしても立ち上がれないとき、そんな時は私があなたの味方になろう。
同じ苦しみを知っているから。
家から一歩出た外の世界には、怖いことが沢山ある。
でもまだ諦めるときではない。
痛みを受け入れ、ものの見方を変えて。
そういうふうに積み重ねていく努力が、あなたの人生と響き合う時は必ず来る。

ランタナフラワーエッセンス(シャンドゥルール)
明るく前向きで楽観的な気持ちになれるフラワーエッセンスです。
このフラワーエッセンスをとると、まるで魂がワルツを踊るように気持ちが弾み、笑顔で毎日を送れるようにサポートをしてくれます。
また、その明るいオーラのエネルギーは、自然に周りの人にも伝わり、その場の雰囲気が良くなると言われています。
家族や職場など、まわりの人とが自分をサポートしてくれたり、人との絆や温かさを感じることができるようになるでしょう。*1

疲れた身体の筋肉をほぐすように、ゆっくりと休むことを助けてくれるとともに、やる気を引き出してくれる、明るく溌剌としたエネルギーのフラワーエッセンスです。
このエッセンスを使うと焦りや恐れを手放し、日々を楽しめるようになります。

太古蓮フラワーエッセンス(シャンドゥルール)
迷いの中で自分を見失っている時にとっていただくと、霧が晴れ、今まで見えなかったものが見えてきます。
波動が上がり、軽やかに道が開かれる感覚を得られるでしょう。

健康的な食生活や習慣という日常の積み重ねから、これまでの自分の生き方にわたって、人生を深く見直すことを後押しして、その人が持つしなやかな生命力を呼び覚まします。
人生の課題に気づきながら、他者の価値観ではなく、“私の軸”で選び抜き、どんな環境であったとしても、そのしなやかな生命力で自分の人生をデザインすることができるようになります。
引用:
*1 2022年 株式会社彩流社 YOKOKO
『「花の波動」で幸せな人生を手に入れる』175ページ